政府機関や助成機関の研究政策、研究助成、リサーチポリティクスなどに関するニュースを配信するResearch Professional Newsは、2月7日、"Funder groups announce push to strengthen 'diamond' open access"と題する記事を公開した。
本記事は、ヨーロッパの2つの助成機関グループによる「ダイヤモンド」OA(オープンアクセス)出版モデル強化への動きを伝えたもの。
記事では、2月4日に開催されたOpen Science European Conferenceにおいて、ヨーロッパの研究助成機関グループであるScience Europeと、cOAlition SがダイヤモンドOAアクションプランについて共同イニシアチブを発表したことを伝えている。
本アクションプランでは、ダイヤモンドOAを支える技術・運用面の不備や、運営・持続可能性の問題に取り組むという。
一方、記事では、ダイヤモンドジャーナルで出版される著作物が全体の8~9%にとどまっているとする2021年の調査結果や、最近EUがダイヤモンドOA関連のプロジェクトに対して300万ユーロを拠出したことはよいニュースだが、より幅広い支援が必要とのcOAlition Sのコメントも伝えている。
[ニュースソース]
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2021年03月15日 cOAlition S、ダイヤモンドOAに関するレポートおよび推奨事項を公表