cOAlition Sは、8月26日、米国OSTP(Office of Science and Technology Policy、大統領府科学技術政策局)の学術出版物の即時公開および研究データ共有の強化に関するOAポリシーガイダンスを歓迎するコメントを発表した。
cOAlition Sは、同ポリシーの核心として、エンバーゴ(公開猶予期間)を廃止し、各連邦機関指定のリポジトリでの研究論文および根拠となる研究データの即時公開を義務化したことを紹介。cOAlition Sのエグゼクティブディレクターは、同ポリシーが学術出版のゲームチェンジャーになるなどとコメントした。
また、同ポリシーが、大学やPlan S導入機関を含めた助成機関のOAポリシーおよび、UNESCOのオープンサイエンス勧告に沿うものであることについても言及した。
[ニュースソース]
cOAlition S welcomes the updated Open Access policy guidance from the White House Office of Science Technology and Policy -- Plan S 2022/08/26 (accessed 2022-08-30)
[小欄関連記事]
2021年11月24日 ISC、UNESCOの Science Commission加盟国がオープンサイエンス勧告草案を採択したと発表