RDA(Research Data Alliance、研究データ連盟)は、7月7日、OfR (Oracle for Research)の支援を受けた新たなワーキンググループが活動を開始したと発表した。
本ワーキンググループは、研究データのライフサイクルのさまざまな段階におけるデジタル研究ツールの状況をマッピングすることを目的としている。用語・定義・特徴・機能・メタデータなど、さまざまな研究ツールについて分類スキーマを作成する予定だという。
6月までは「発見フェーズ」とし、本ワーキンググループのメンバーがタスクグループを作り、各グループが異なる研究データのライフサイクルモデルについて調査・検討、結果の文書化を行った。
今後は「調和フェーズ」に進み、7月20日の会合で各グループが調査結果の概要を説明し、次のステップに向けた提案を行う。また、研究ツールを分類するためのフレームワークとして、研究データライフサイクルの共通段階を特定するという。
[ニュースソース]
Kickstarting the RDA-OfR working group to map the landscape of digital research tools - RDA 2023/07/07(accessed 2023-07-11)
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