NIHから助成を受けている研究者のデータ管理・共有に対するDryadのサポート(記事紹介)

2023年08月10日

北米・中南米

Dryadは、8月1日、"New at Dryad: Support for NIH-funded researchers"と題する記事を公開した。

これは、NIH(National Institutes of Health、米国立衛生研究所)の新たなデータ管理・共有ポリシーへの準拠のためのDryadのサポートを紹介したもの。

Dryadは、研究者が助成機関に報告できるよう、データセットのアップロード・メタデータの適用・DOIの取得プロセスを提供していると述べている。NIHから助成を受けた研究者を例にその具体例を説明している。

例1として、「助成期間終了までに、リポジトリに異なる形式のデータをデポジットしデータを共有しなくてはいけない研究者」に対しては、Dryadが分野や形式によらずどのようなデータも受け入れ、無制限に再利用できるライセンスで公開するとコメント。Dryadへのデータの登録方法を説明している。

例2として、「自分の専門分野に関するデータを見つけたい研究者」に向けて、Dryadの検索インターフェースやブラウザ機能、オープンAPIなどを用いてデータを検索する方法を説明している。

[ニュースソース]

New at Dryad: Support for NIH-funded researchers - Dryad 2023/08/01(accessed 2023-08-08)

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