KISTI(韓国科学技術情報研究院)は、1月30日、デジタルキュレーション成熟度モデルを発表した。
これは、DX(digital transformation)の推進に取り組むデータ管理機関・組織において、DXの成熟度を測るモデル。
5カテゴリ(「戦略」「組織」「技術」「データ」「社会的影響力」)、25指標からなる本モデルは、既存のデータ品質管理やシステム成熟度の観点を超えた総体的なデータ管理体制の成熟度を測るもので、測定結果に応じてカテゴリ別に6段階で成熟度を示すことができる。
同院は、科学技術情報キュレーション※プロセスの効率化のために、2021年から科学技術情報の構築・管理業務においてAI(Artificial intelligence、人工知能)を活用したDXを実施。2023年にその成熟度を測るための同モデルの構築が完了したという。
同院はデジタルキュレーションプロセスの改革のために、2026年まで同モデルが示す成熟度の達成を目標にDXを推進するという。
※科学技術情報を積極的に収集・加工・保管・保存し、それらの情報に付加価値をつけて現在、未来に利用できるようにするための一連の活動。
[ニュースソース]
KISTI, 데이터 구축활용 분야 디지털 전환 성숙 수준관리 모델 제시 ― KISTI 2024/01/30 (accessed 2024-02-08)
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