英国サウサンプトン大学教授でオープンアクセス(OA)唱道者のStevan Harnad氏が1月1日、科学技術政策局(Office of Science and Technology Policy、OSTP)が提言募集中の「公的助成研究成果を発表する査読論文へのパブリックアクセス」に関し、OA現状分析グラフ付きの詳細提言を行った。
国の研究助成機関が助成金受給者の全ての査読誌論文最終版のグリーンOAセルフアーカイビングを義務化し、論文受理と同時に機関リポジトリーに収載させれば、連邦助成研究の100%OAが達成されるばかりではなく、世界の研究助成機関、大学、研究機関がそれを手本にするだろう、などとしている。
[ニュースソース] 提言はこちら
Public Access to Federally Funded Research (Harnad Response to US OSTP RFI) (Part 1 of 2) – Open Access Archivangelism 2012/1/1
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