科学技術政策局（Office of Science and Technology Policy、OSTP）が2011年11月4日に官報で募集した「公的助成研究成果へのアクセス」に関する提言が出そろったようなので、公的・私的提言の主だったもの（リンク）を、本稿既紹介分も含め、以下に紹介する（提言締切日は延長され、いずれも2012年1月12日となった）。なお、提言はいずれ集大成されOSTPより公表されるものと思われる。
①連邦助成研究による査読学術出版物へのパブリックアクセス
"Public Access to Peer-Reviewed Scholarly Publications Resulting From Federally Funded Research"関連の提言（順不同）
●アメリカ図書館協会（American Library Association、ALA）/大学・研究図書館協会（Association of College & Research Libraries、ACRL）
●北米研究図書館協会（Association of Research Libraries、ARL）
●ウィキメディア財団
●ハーバード大学
●コロラド大学
●エルゼビア
●英国：サウサンプトン大学教授・オープンアクセス（OA）唱道者Stevan Harnad氏
●ドイツ:生物学者Daniel Mietchen氏
●米国：Kauffman Foundation主任研究員John Wilbanks氏
②連邦助成科学研究によるデジタルデータへのパブリックアクセス
"Public Access to Digital Data Resulting From Federally Funded Scientific Research"関連の提言（順不同）
●米国：国家デジタル管理連盟（National Digital Stewardship Alliance、NDSA）
●米国生態学会（Ecological Society of America、ESA）
●政治・社会調査のための大学協会（Inter-university Consortium for Political and Social Research、ICPSR）
●米国：The Alexandria Archive Institute
●Data-PASS
●米国：デンヴァー大学・理工図書館員Joseph Kraus氏
●英国：研究科学者Cameron Neylon氏
●米国：ウィスコンシン大学人類学部准教授John Hawks氏
●Brian M. Bot氏