米加英:CRL、CRKN、JISC、非英語電子情報源の共同取得保存に向け基本合意

2012年01月25日

北米・中南米 ヨーロッパ

米国、カナダ、英国の下記3機関が、電子情報源の共同取得・長期保存に向け、基本合意に達した。

対象とするのは、研究には不可欠だが金のかかるデータベース(政府情報・アーカイブズ、ニュース、経済・人口学的・地理空間情報、人文社会科学資料)で、非英語のもの。次のステップは、国レベルのニーズの把握、主要データベースの評価、ライセンス共同取得の試行など。

(連携機関名)
●米国:Center for Research Libraries(CRL)
大学、独立研究図書館の国際コンソーシアム。世界各地から研究情報(紙、デジタル)を取得し保存する。
●カナダ:Canadian Research Knowledge Network(CRKN)
国内75大学が会員。学術デジタルコンテンツのナショナルライセンスを取得し、90万人超の研究者や学生にアクセスを提供する。
●英国:Joint Information Steering Committee of the Higher Education Funding Council(JISC Collections) 
高等教育機関向け電子コンテンツライセンス交渉の窓口。

[ニュースソース]
CRL, CRKN, and JISC Form Partnership – CRL 2012/1/23