"Mathematicians Take a Stand"（PDF5ページ）と題する論考がarXivに登載された。著者はミネソタ大学教授Douglas N. Arnold氏とマイクロソフト主任研究員/MIT非常勤教授Henry Cohn氏。
本年2月から3月にかけて世界の研究者の間で展開された大手学術出版社エルゼビア社ボイコット運動の背景などを考察したもので、アメリカ数学会（American Mathematical Society、AMS）のNotices掲載用。
（Abstract試訳）
今なお続くElsevierボイコットの理由を調査する。同社の価格・バンドリング方針や、著者による論文流通制限、査読問題を分析し、将来の数学出版・発表についての考えを示して締めくくる。
[ニュースソース]
Mathematicians take a stand – arXiv 2012/4/5