"Is the Academic Publishing Industry on the Verge of Disruption?"(学術出版業界は崩壊に瀕しているか)と題する記事が7月23日付U.S.News & World Reportに掲載された。
ハーバード大学が今春、学術誌の価格高騰により講読の中止に向けた対案を提示し、オープンアクセス(OA)誌を重視したこと、大学図書館での雑誌講読が学術出版社の収益の80%をもたらしており、予算の厳しい図書館はOA支持派であること、新参のOA誌は評価を重視する研究者には適わないことなどを紹介し、米国を中心としたOA化の動向を展望して「大手商業出版社の市場占有率が低下し始めるときは近いだろう」としている。
[ニュースソース]
上述
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