"Whither Science Publishing?"(科学出版はどうなる)と題する記事が8月1日付The Scientistに掲載された。以下の7つの問いに対する出版者・研究者など12名の見解を紹介したもの。
問1.現在の科学研究成果出版システムの主要問題点は何か。
問2.現在の査読システムに問題はあるか。
問3.オープンアクセス(OA)出版は将来の潮流か。現在のOA出版を悩ます問題は何か。
問4.講読出版やOA出版に代わる未試行の選択肢はあるか。
問5.研究資金提供元は、論文の出版方法を決めるべきか。
問6.今、論文出版方法を一つだけ変えるとすれば、それは何か。
問7.10年後の学術出版の展望は?
12名は以下のとおり。
①Michael Eisen氏: 米国カリフォルニア大学バークレー校遺伝子学部准教授
②③Randy Schekman氏およびMark Patterson氏: 近刊予定のOA誌"eLife"編集長およびManaging Executive Editor
④Patrick Taylor氏: 米国ハーバード大学医学部・ボストン小児病院助教授
⑤Alicia Wise氏: エルゼビア社ユニバーサルアクセス担当ディレクタ
⑥Stuart Taylor氏: 英国王立協会コマーシャルディレクタ
⑦John Vaughn氏: 米国大学協会(AAU)副理事長
⑧Brian Scanlan氏: ドイツThieme Publishers社長
⑨Martin Frank氏: 米国心理学会(APS) 事務局長
⑩Susan King氏:米国化学会誌出版グループ上級副社長
⑪Carol Tenopir氏: 米国テネシー大学情報科学部教授
⑫Donald King氏: 米国テネシー大学非常勤教授
[ニュースソース]
上述