英国における公的助成研究成果のオープンアクセス(OA)化に関する記事を2本紹介する。
● BMC 2012/8/8
Ensuring open access for publicly funded research
OA唱道者として著名なPeter Suber氏の執筆記事。「最近英国は公的助成研究成果のOA化に向けて大きく舵を切ったが、Gold OAとGreen OAのバランスをいかにとるかが最大の問題だ」として、両法の長短所を考察するもの。「バランスの取り方を述べるには時期尚早だが、世界のOA化の潮流からみて、英国は独り相撲をとっているのではと気に病む必要はない」と結ぶ。
● the guardian 2012/8/10
Open access in research:catch up on the debate
「今や問題はOA方針を採るかどうかではなく、どう実施するかだ」として、Gold OAとGreen OAがあることを述べ、guardian誌を中心とした関連過去記事へのリンクを紹介するもの。
[ニュースソース]
上述