米国の医学図書館協会誌2012年7月号に"The persistence of error:A study of retracted articles on the Internet and in personal libraries"と題する調査報告が掲載された。
1973年から2010年までの期間に米国立医学図書館(NLM)の医学文献データベース"MEDLINE"に収載され取り消された論文1,779件が出版社以外のウェブサイトで見つかる程度を、論文バージョンとサイト別に調査したもの。
(Highlights試訳)
●取り消された論文は、出版社以外のサイトで簡単に見つかった。大半はpublishers' versionで、取り消し表示がなかった。
●取り消された論文の書誌情報は、(Mendeley文献管理ツールによる)研究者の個人ライブラリでしばしば見つかった。
[ニュースソース]
上述