多様な生物医学画像を自動分類するソフトウェア「カルタ」が、東京理科大学、国立ガン研究センター、東京大学の研究者により共同開発された。科学技術振興機構(JST)研究成果展開事業の一環。画像診断の高速化や省力化などに貢献するものと期待されている。
ポイントは次の3点(転載)
・高速・高精度で画像分類を行うソフトウエア「カルタ」が、画像診断の専門家らの負担 を軽減。
・さまざまな撮像機器に搭載可能で、生物学や農学などの研究分野での利用も可能。
・日本発の画像分類ソフトウエアとして世界標準を目指す。
[各機関の発表]
●東京理科大学 2012/8/29
本学教員が生物医学画像を自動分類するソフトウエア「カルタ」の開発に成功
●東京大学 2012/8/29
多様な生物医学画像を自動分類するソフトウエア「カルタ」の開発に成功 ―画像診断の高速化や省力化などに貢献―
●JST 2012/8/29 (共同発表)
多様な生物医学画像を自動分類するソフトウエア「カルタ」の開発に成功 -画像診断の高速化や省力化などに貢献-
[8月28日付Nature Communications掲載記事]
"Active learning framework with iterative clustering for bioimage classification"