米国: RWA法案の大敗北(記事紹介)

2012年11月14日

北米・中南米

RWAの急激な大敗北"The Rapid Rout of RWA"(PDF72ページ)と題する記事が、図書館・政策・技術・メディアを取り扱うオンライン誌"Cites & Insights:crawford at Large"2012年12月号に掲載された。

2011年12月中旬、米議会にH.R.3699(Research Works Act、RWA)が提出されてから廃案となるまでの短期間の動向を、今後の学術出版のあり方を好転させ得る出来事として総括したもの。

この間、同法案支持・不支持の激しい議論が巻き起こり、議案提出議員への政治献金問題や、当初法案を支持していたElsevier社の転向などがあった。

[ニュースソース]
Open Access: "The Rapid Rout of RWA" – DigitalKoans 2012/11/13

[H.R.3699関連小欄記事]
(編注:小欄ではH.R.3699 Research Works Actを巡る動向を逐次紹介してきたが、初期と末期の主要記事を各1本を以下に紹介する。
2012年1月6日(金曜日) 米国: 民間の査読論文出版事業保護法案H.R.3699(Research Works Act)が提出
2012年2月29日(水曜日) 米法案"Research Works Act"、立法化断念