eLife誌編集局へのインタビュー(記事紹介)

2012年11月21日

北米・中南米 ヨーロッパ

"Interview with eLife, a new tech-forward #openaccess journal"と題する記事が11月19日付Mendeley Blogに掲載された。

eLife誌編集局との質疑応答を紹介したもので、質問内容は以下のとおり。

Q1 発刊の動機と関係者
Q2 他誌(PeerJ、F1000 Reports、PLoS ONE)に対する位置付け
Q3 研究助成機関が出版を手掛けることの「研究のvertical integration」との認識の有無と、その価値とコスト削減
Q4 査読のやり方
Q5 出版後の査読の有無
Q6 補足データやコードに関する著者・査読者への指図
Q7 著者のためのデータ・コード保存、アクセス提供の有無
Q8 助成機関の原稿とそれ以外の原稿に対し、査読者が公平さを確つ方法
Q9 想定投稿者
Q10 eLife掲載論文の特徴
Q11 Mendeley Blogの読者に投稿を呼びかける理由
Q12 失敗事例(negative results)の受理・掲載の有無とその条件
Q13 ジャーナルIFのような従来の引用ベースのメトリクスの影響力が低下しているという前提での、eLifeのブランド構築方法
Q14 著者に提供するメトリクスの種類
Q15 著者に対する論文PR支援の有無とその条件
Q16 出版データやメトリクスデータの、オープンデータとしての公開の有無
Q17 データアクセス用APIの有無
Q18 資金計画と持続的発展のための計画
Q19 原稿受領予想数と出版予想数
Q20 PubMedやGoogle Scholarでの索引付与の有無
Q21 OAに誤解のある若手研究者に対する理解増進方法
Q22 長期保存計画
Q23 創刊号のテーマ
Q24 eLifeが成功したと見なす要因と、論文に期待するインパクト。

[ニュースソース]
上述
[eLife小欄初出記事]
2011年11月7日(月曜日) 米独英: 3研究助成機関共同発行OA誌名、"eLife"に決定