パブリックドメイン(public domain、公有財産) の発展、強化、改善をミッションとして啓蒙活動に携わるCOMMUNIA International Association on the Public Domainはこのたび、"Position on EC Horizon 2020 Open Access policy"(PDF4ページ)と題する政策文書を発表した。
現在欧州では、2014年から2020年までに800億ユーロ(8兆5千億円相当)を研究・イノベーションに助成するプログラム"Horizon 2020"が欧州議会(European Parliament)での採決待ちとなっているが、この政策文書は、Horizon 2020による研究成果のオープンアクセス(OA)化を促進せよとするもの。
また、European Student Think TankのIvan Filis氏は、The Political Bouillon 10月21日付記事"Open Access in EU finally on the Horizon?" で、Horizon 2020による研究成果のオープンアクセス(OA)化は学生にとっても重要であることを欧州委員会(EC)と欧州議会に伝えようと呼びかけた。
[ニュースソース]
上述
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