米国大学・研究図書館協会(ACRL)はこのたび、"Academic Libraries and Research Data Services:current Practices and Plans for the Future" (PDF55ページ)と題する2012年6月付の調査報告書を公表した。
合衆国とカナダの大学図書館における研究データサービス(research data service、RDS)のニーズと責務について、現状と将来計画を調査したもの。
(主要結果の一部紹介)
●RDSを提供している大学図書館は、現時点では少数だが、4分の1から3分の1の大学は2年以内の提供を計画中である。
●RDSの中心は、従来の図書館業務の延長線上にあるウェブガイドの作成である。
●大人数の大学や博士課程のある大学の図書館は、各種の情報/助言サービスを提供する傾向にあるが、大学の規模の如何を問わず、将来的に特定のRDS提供を計画している図書館もある。図書館の役割が知識創造プロセスにつながるサービスもある。
[ニュースソース]
Academic Libraries and Research Data Services:current Practices and Plans for the Future – DigitalKoans 2012/11/28