筑波大学は、5月28日、F1000 Researchと、日本語にも対応したオープンリサーチ出版ゲートウェイの開発に向けた契約の締結を発表した。
これにより、同大学所属の研究者は研究成果物や研究データを簡単にOA(オープンアクセス)で出版・公開できるだけでなく、研究者が英語論文か日本語論文かを選択し出版できるようになるという。
本契約は、特に哲学や歴史などの人文学や社会科学において、当該地域の言語を用いて出版することでより深い理解と知識の共有を図る狙いがあるという。
本ゲートウェイの対象は、物理学、生物学、医学、社会科学、芸術、人文学などすべての分野。F1000ResearchのWebサイトに設置され、11月の公開を予定している。
[ニュースソース]
筑波大学とF1000 Research社、オープンサイエンス先導に向けた契約を締結 ~日本語にも対応した世界初のオープンリサーチ出版~ ― 筑波大学 2020/05/28 (accessed 2020-05-29)
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