米国のNIST(National Institute of Standards and Technology、国立標準技術研究所)は、2月8日、研究データに関するフレームワーク"RDaF(Research Data Framework)"のバージョン2.0をリリースしたと発表した。
本フレームワークは、あらゆる分野の研究データのオープン化やRDM(Research Data Management、研究データ管理)に関する指針を示したもの。研究データのライフサイクルを6つの段階に分け、各段階についてトピック・サブトピックを明記している。
本バージョンは、暫定 バージョン1.5 に対するRFI(Request For Information、意見招請)の回答やコミュニティーからのフィードバックに基づき、トピック・サブトピックを拡張・明確化したほか、研究データ管理組織のリストおよびWebサイトへのリンクなどが追加されたという。
[ニュースソース]
NIST Releases Version 2.0 of Research Data Framework (RDaF) - NIST 2024/02/08 (accessed 2024/02/13)
NIST Research Data Framework (RDaF) Version 2.0 - NIST (accessed 2024/02/13)
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